ストレスに勝つには、ストレスへの対策

書評

心を落ち着かす

毎日30分を使って瞑想する   - ジャック・ドーシー

Twitterの生みの親であるジャック・ドーシーの一日は30分の瞑想から始まる。

昨今の瞑想ブームにはちゃんとした科学的根拠がある。そして情報過多の現代では人の脳には多くの情報が入っており、それゆえ慢性的な疲れが取れないと感じる人も多いだろう。

瞑想を行うことで自己コントロールに関する脳が成長し、頭の中が整理されストレスが軽くなる。

実際自分も毎朝の日課として瞑想を取り入れている。心が落ち着き、体が朝の空気を取り込んでいる感覚がする。

ここでは何も考えず、ゆっくりすることで毎日元気に仕事に迎えている。

もちろんジャックのように30分も時間が取れない人もいるだろう。※私も取れていない…

そんな人は1分でもいいから目を瞑って落ち着く時間を取り入れてはいかがだろうか。

たびたび目を閉じる       - ポール・ゴーギャン

ゴーギャンは自分が疲れていると感じたり仕事の合間にたびたび目を閉じる習慣を持っている。

細かくでもいいから合間、合間に目を閉じて自分を落ち着かせる時間をとってみることで想像以上に頭と心が落ち着き、ストレスが緩和される。

短い詩を書いて心を整える    -ジェームズ・クラーク・マクスウェル

マクスウェルは古典電磁気学を完成させた天才である。

彼は詩をが好きで自分の考えを詩で表現する習慣を持っていた。

天才の共通点である「シンプルさ」「明快さ」を彼は詩で表現していた。

これは科学的根拠があり、詩などを書く習慣は、精神衛生を改善する効果が期待できるという研究がある。

思ったことをただメモするだけでなく詩にすることは、その過程で精神を癒す効果があるそうだ。

自分の思ったことをシンプルに明快にまとめることで頭をスッキリさせまた、詩などにする事でストレスの緩和につながる。

自己暗示の呪文を言う       -ロニー・コールマン

彼は「ミスター・オリンピア」というプロボディビル界の最高峰の大会で8界連続優勝するという記録を持っている。

彼はトレーニングの際どんな重いものでも軽い軽いと叫びながらあげる習慣をもっている。

これは自己暗示という心理テクニックの一つで、言葉を使って自分の思考と感覚を操作する事が狙いだ。

自己暗示の効力は科学的根拠が証明されている。これは今からでもできる習慣である。

こんなノルマキツすぎると思うよりも、こんなの簡単だと思い自己暗示をかけていくことで今までストレスに感じていたことも感じなくなるかもしれない。

自分は学生時代の部活動で自分が思うように動けていない時に自分を罵倒するという習慣があった。

これは下記での習慣にも関わってくるが、自分を客観的にみて罵倒し、ハングリー精神を震えたたせ、同時に何をすべきか、そして今までをひきづらないようにしていた。

その後のプレーは大抵上手くいくので効果はあったのだと感じている。

ストレス対策

常に最悪の状況を想定する    -ドナルド・トランプ

前アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプの肩書は「不動産王」である。

彼の突発的な言葉や行動に目がいきがちだが、彼には楽観的な思考の力より悲観的な思考の力を信じており、

いつも最悪の事態を想定し、どんなトラブルが起きても耐えうることができるよするという物事を考えるときの習慣がある。

何か選択するときは最低5〜6の代替え案を用意するらしい。

何か起こっても対応できるように準備しておけば何かを起こすときのストレス、起こったときのストレスの軽減に繋がるだろう。

情報を身を守る盾とする     -ジョン・エドガー・フーヴァー

彼はアメリカFBIの初代長官で48年と長きにわたりその座に君臨し続けた男だ。

彼は自分の権利を利用して、政治家たちの汚点を収集する習慣をもっていた。

彼はありとあやゆるっ政治家の私生活や不正について、時には自宅のゴミ箱を漁って調べ尽くした。

何か自分の引退を示唆することをいう者が現れればポケットからスキャンダルの証拠を出しそれ以上言わせないようにしていた。

この習慣は組織で生き残るコツの最高峰だろう。

もちろん人の弱みにつけ込めという事ではなく、相手の弱点を知り、それをそっと補ってあげる。

そうすることで貴方の存在が組織の中で欠かせないものとなり、理不尽なことや、ストレスをかけてくる人はいなくなってくるだろう。

仕事と正反対の趣味を持つ     -ルイス・キャロル

不思議の国のアリスの著者である彼は紛れもない児童文学史の天才と言える。

しかし彼の本業は物書きではなく。数学者・論理学者が本業であった。

論理的数学的な仕事を傍に、非論理的な夢物語を書くことを趣味にしていたのだ。

数学の世界で感じた退屈感を解消するためにこのような習慣をもったのだという説がある。

このように自分の職業の方向性とは正反対の何かを趣味とすることはリフレッシュにつながる。

アインシュタインも海岸でバイオリンを弾くという趣味を持っており、

このような趣味を持つことは、仕事からくる鬱病の防止等になると言われている。

そして趣味を持ち、自分が楽しめるものに没頭する時間があった方が、心に余裕が生まれるだろう。

天才達の独自のプロセス    ※凡人が実践してみて効果があった例

自分の事を三人称視点で語る      -ユリウス・カエサル

古代ローマの皇帝だった彼は自分の事をカエサルと呼んでいた。

そう聞くとアニメなどで女の子のキャラクターが自分の事を下の名前で呼んで、可愛さを演出するのと同じように聞こえるが、意味合いは異なる。

彼は自分の戦いぶりをのせた本に私という表現ではなく、カエサルとのせ客観的な物語とした。

これには心理的な効果がある。

三人称視点で行う独白にはストレスを緩和し、自己肯定感をアップさせる効果があるという論文が発表させている。

自分の状況を客観視することで心理的安定が促される。自分が困難に直面を。辛い時こそ活用していただきたい習慣である。

上記に載せた自分の習慣の一つの罵声を自分い浴びせる時、自分の事をお前と言って罵声を浴びせている。これによってストレスをかけているつもりだったが別のストレスの緩和になっていたのかもしれない。

カンニングをしてみる   -バラク・オバマ

先ほどトランプの習慣を紹介したのでここでオバマの習慣を紹介する。

彼のスピーチは研究され、優秀なスピーチとさせている。

彼は言葉に詰まるシーンや身振りを全て台本にしている。

そして何を言うか、どう振る舞うかを自分にしか見えないように台本を持ち込み、カンニングしていたそうだ。

この習慣は電話が苦手な人は事前に話したい事をメモしておくというように簡単に真似ができる。

自分はこの習慣をずっと使っている。もともとここからとったわけではないが、なぜかこの習慣に行き着いた。

自分の考え方に忘れてはいけないことはメモしない、忘れてもいい事をメモするという考えがある。

忘れてはいけないことは全くメモしないし、どうせ必要な時のにメモを見る時間はない、メモしないといけないことは忘れてもいいことでその都度都度思い出せばいい事だと感じている。

だから新卒で覚えることが多くしんどいと思っている人にぜひこの習慣を取り入れてみてほしい。

ほんとに覚えないといけないことは繰り返し覚える必要があり、やっていくうちに覚える。

逆にメモをしすぐにみてできることなら頭に入れないくてもいい、そう思うと覚えることはぐんと減る。

大抵上司から怒られるときは2回目からだ。言われたことを全て覚えることは全くない必要な時にメモを見ればいいだけだからだ。

何か教わっている時にメモするのはパフォーマンスとしては優れているのでメモをするふりはめちゃめちゃしているw

手紙で思考を整理する    -フィンセント・ファン・ゴッホ

天才として有名な印象派の画家ゴッホは生前全く認められていなかった。

でも彼はある程度不自由のない生活を送っていた。その理由は彼を信頼していた弟というスポンサーがいたからだ。

ゴッホはそんな弟に自分のイメージしている作品の構想だったり考えを手紙にし弟に送るという習慣をもっていた。

このような自分の思いを書く行為は、ネガティブな感情をコントロールする上で、大変役に立つと言われている。

この行為は女性よりも男性の方が効果が高く、心をより落ち着かせることができる。

自分は漠然とした不安や、精神的疲れで寝付けない時、部屋は暗いままで、いらない紙とペンを持ってきてひたすら不安なことや解決策、自分がどうなりたいかなどそのときの思いをひたすら書き殴る習慣をもっている。

こうすることでとにかく不安を紙にぶつけ発散し眠りにつく、割とスッキリして寝ることができるし、起きて明るい中でそのときの考えなどをみて改めて整理できたり、根本的な原因が発見できることがある。

セルフコントロールとしても使えるし、何より紙に出すことでストレスがなくなって頭がスッキリする。

今に不安があったり、不満がある人で解決できていない問題がある人には非常におすすめだ。

最後に

ここで天才、偉人の習慣を通してストレスに対する向き合い方を紹介してきた。

自分でも実践していたことや、実践できることが多くまた一般的な方法ではないため、価値は非常にあると思う。

基本的に自分はノンストレスだと思っているが、その原因はこのように一発的でない習慣的なものを取り入れているからだと感じた。

ストレスは目に見えない形で貴方を攻撃してくる。それに備えることが大切だとわかっていただけたのではないだろうか、ストレスから解放され、心がスッキリした生活をみんなが送れるよになる社会にしていきたい。

読んでいいなと思った方はぜひ拡散していただきたい。そして他にも数々の天才の習慣が載っているこの本を手に取っていただきたい。

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